嫌気・微好気培養バッグシステム LAS|株式会社セントラル科学貿易

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嫌気・微好気培養バッグシステム

LAS 嫌気・微好気培養バッグシステム

imageLASシステムは、専用のバッグの中に嫌気・微好気環境を作り出すコンパクトな装置です。
寒天培地を入れたバッグを、数秒で所定の雰囲気(嫌気・微好気)にして自動でシールします。
シール後は、通常の培養器の中で嫌気等の設定環境による培養や保存ができます。
これまでのジャーやケミカルによる嫌気システム、炭酸ガスインキュベーターに比べ安価で高度な環境による嫌気培養、検査・研究体制が実現します。


本機に使用するバッグは、ジャーに比べて場所をとりませんので、培養器やラボにおいて省スペースで設置可能です。
バッグに直接ガスを吹き入れてガス置換を行うため、ジャー等に比べてガスの使用量が大幅に少なく、節約できます。

ガス置換は数秒で行われ、長時間ガス漏れの無い特殊な素材のバッグにより、きわめて良好な微生物の育成・リカバリー率を実現します。
バッグは片面が透明で、空気にさらされることなく、培養中の観察ができます。

炭酸ガス培養器では、扉の開閉による炭酸ガス濃度の変化が大きな問題になる場合がありますが、その心配もございません。

特長
◇低コスト
 ・ガスの使用量が少ないため、大きなガスボンベを必要としません。
 ・サンプルの多少にかかわらず最適なサイズのバッグを選択することで無駄を省けます。
 ・従来の方法に比べ、インキュベーターのスペースを有効に使えます。(省スペース)

◇多用途
 ・嫌気・微好気環境
 ・幅広いアプリケーション
 ・特別な研究における特殊な培養状況に

◇経済的
 ・小さな本体にはバキュームポンプ組込み済で省スペース
 ・簡単操作
 ・ガス消費量が少なく、またメンテナンスも簡単

◇高性能
 ・検出率が高く、コロニーサイズも向上
 ・難培養性の偏性嫌気性菌にも最適

◇最適な用途
 ・嫌気培養・微好気培養
 ・ディスク拡散法を使用時の感受性の高い、または抵抗性のある微生物の希釈に
 ・特定の環境における同定試験

◇その他
 ・ジャーや炭酸ガス培養装置不要
 ・特殊な環境を多用に簡単に効果的に

操作手順

image1.真空チャンバーを開け、寒天平板を用意します。
image2.寒天平板を専用バッグに入れ、嫌気培養をする場合は触媒を一緒に入れます。
image3.バッグを真空チャンバーの中に置き、上側の袋の端をガスの噴出口の上にあるスリットに差し入れます。
image4.チャンバーの蓋を閉めると自動的に真空サイクルがスタートします。
image5.あらかじめ設定した量のガスや混合ガスがチャンバー内のバッグに吹き込まれます。
image6.バッグは自動的にヒートシーラによって密閉されます。
image7.バッグをご使用中の好気的な培養器に入れてください。

製品リスト

TLAS01072 LASシステム 1セット
TLAS02031 二段減圧バルブ
TLAS03013 嫌気培養用バッグL 200袋入り (250mm×300mm)
TLAS03012 嫌気培養用バッグM 200袋入り (160mm×250mm)
TLAS03011 嫌気培養用バッグS 200袋入り (160mm×200mm)
TLAS03063 微好気培養用バッグL 200袋入り (250mm×300mm)
TLAS03062 微好気培養用バッグM 200袋入り (160mm×250mm)
TLAS03061 微好気培養用バッグS 200袋入り (160mm×200mm)
Lサイズは90mmシャーレ 10~12枚用
Mサイズは90mmシャーレ 2~4枚用
Sサイズは90mmシャーレ 1~2枚用

スペック

寸法(W×D×H・mm)
380×420×350
チャンバー内寸(mm) 340×325×60
真空ポンプ能力 6m3.h-1
シールバー長(mm) 310
電源(V) 110or230
消費電力(W) 370
重量(Kg) 40

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